泌尿器科|すわ内科糖尿病クリニック|諏訪市高島の内科・糖尿病内科・泌尿器科

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泌尿器科

泌尿器科|すわ内科糖尿病クリニック|諏訪市高島の内科・糖尿病内科・泌尿器科

泌尿器科について

泌尿器科について

泌尿器科では、腎臓、膀胱、尿道、前立腺といった尿に関わる器官や、精巣や陰茎などの病気を診察します。
排尿・排泄は、だれにでも必要な生活の一部であり、いきいきと健康で過ごすための大切な要素です。
当院は明るく優しい泌尿器科の診療を目指しています。お気軽に相談にいらしてください。

泌尿器科でよくみられる症状と疾患

こんな症状はありませんか?

  • 尿に血が混じる、尿の色が赤色、ワイン色
  • トイレが近い(頻尿)
  • 夜中に何度も排尿で起きる(夜間頻尿)
  • 排尿後も尿が残っている感じがする(残尿感)
  • 急にトイレに行きたくなり我慢が出来ない、漏れそう(尿意切迫感)
  • 尿が漏れる(尿失禁)
  • 排尿時に痛みがある
  • 健診で尿鮮血やたんぱく尿を指摘された
  • 血液検査でPSAが高いといわれた
  • 子どもの排尿について相談したい
  • おねしょを治したい
  • 導尿をしている、尿道カテーテルを留置している

泌尿器科の主な病気

膀胱炎

膀胱に炎症が起こり、頻尿、排尿時痛、下腹部痛、残尿感などの症状が起こります。多くの場合は細菌感染が原因です。女性は男性に比べ尿道が短いため膀胱炎になりやすく、20-40歳の女性では5人に1人が膀胱炎になると言われています。診断は問診、尿検査、尿中の細菌検査を行い、治療は、細菌性膀胱炎の場合には抗菌薬を投与します。悪化すると高熱、背中や腰の痛みなどが起こる腎盂腎炎を起こしてしまうことがあるため、早期に適切に治療することが重要です。前立腺肥大症や尿路結石、糖尿病、排尿の習慣などが膀胱炎の原因となっている場合もありますので、泌尿器科での治療をお勧めします。

過活動膀胱

膀胱の異常な収縮によって、突然我慢できない強い尿意を感じる(尿意切迫感)、力を入れていないのに尿がもれる、トイレに駆け込もうとするが間に合わずもれる(切迫性尿失禁)といった症状が起こります。日本では40歳以上の男女の約14%が過活動膀胱に罹患していると報告されており、加齢とともに有病率が増加します。問診、尿検査、腹部超音波検査で診断し、主な治療方法は生活指導、薬物治療です。

尿失禁

自分の意志とは関係なく尿が出てしまうことを、尿失禁(尿もれ)といい、大きくは以下の2種類に分類されます。

切迫性尿失禁

急にトイレに行きたくなって間に合わずに漏れる。過活動膀胱という疾患の症状であり、脳血管疾患などで生じることもある。

腹圧性尿失禁

咳、くしゃみ、大笑い、運動や重たいものを持ったときなどに漏れる。骨盤底筋という、膀胱の出口を支えている筋肉が、加齢や出産などで緩むことが原因である。

問診、腹部超音波、尿検査、尿流量測定、残尿測定などから、尿失禁の種類や原因を評価し、原因に合わせた治療を行います。視診や触診は通常は行いません。泌尿器科は尿失禁の専門ですので、恥ずかしがらずに相談してください。尿漏れを気にせず、のびのびと毎日を過ごせるようにしましょう。

血尿

尿に血が混じることを血尿といいます。目で見て分かる血尿の場合と、尿検査等で指摘される場合があります。膀胱がんや前立腺がんなどの悪性腫瘍が見つかる場合もありますので、とくに目で見て分かる血尿の場合には早期受診をお勧めします。その他、尿路結石や膀胱炎などでも血尿が起こります。

前立腺肥大症

前立腺は膀胱の下にあり、尿を排出する通り道(尿道)を取り囲んでいます。加齢により前立腺が肥大すると、尿道が圧迫され、排尿の勢いが弱くなる、尿線が細くなる、尿を出しにくいといった症状が生じます。薬や手術での治療が可能です。

前立腺がん

男性では罹患率が最も高く、肺がんや胃がん、大腸がんよりも多いがんです。初期には自覚症状がないため、50歳以上の男性は、前立腺がん検診(PSA検診)が推奨されています。血液検査でPSAという腫瘍マーカーを測定します。がんと診断された場合、主な治療法は薬物(ホルモン療法)、手術、放射線治療です。これらの治療を組み合わせる場合もあります。早期発見により治療成績は良好です。

間欠導尿、尿道留置カテーテル

当院では尿道カテーテルの交換、間欠導尿用物品(カテーテル、ゼリー等)のお渡しが可能です。初診前にカテーテルの種類・サイズをお知らせください。

小児の泌尿器科疾患

当院ではお子様の診療も積極的に行っています。おしっこ、おねしょ、おちんちんのことなど、心配事があれば受診してください。痛い検査はありません。お子様もご家族も安心して診療を受けていただけるよう、診察や治療の内容を丁寧に説明しています。

おねしょ(夜尿症)

5歳以降で月1回以上のおねしょが3ヶ月以上続く場合を、夜尿症と診断します。膀胱の機能が未熟なこと、夜間多尿、睡眠中に尿が溜まっても起きられない、などの問題が原因となっています。問診、尿検査、排尿記録(尿の回数や1回毎の排尿量の記録)、腹部超音波検査などから、これらの原因をきちんと評価します。成長とともに自然に治る場合もありますが、治療を行うと早く治ります。主な治療方法は生活指導、薬、アラーム療法などで、年齢や原因に合わせて行います。

昼間尿失禁(おもらし)

おしっこがもれる、もじもじとトイレを我慢していることが多い、いつも走ってトイレに行く、トイレの回数が異常に多いあるいは少ない、などの症状はありませんか。おしっこをもらさず自分の意志によってトイレで排尿するという膀胱・尿道の機能は、生まれつき備わっているものではなく、成長とともに発達し、多くが5歳ころまでに獲得されるものです。これらの機能が未熟な場合、上記のような症状が起こることがあります。また、生まれつきの疾患が見つかる場合もあります。保育園、学校生活でおしっこについての困りごとがある場合は、ぜひご相談ください。

停留精巣・移動性精巣

精巣はもともと男の子のおなかの中に発生し、通常は生まれるまでに陰嚢に下降します。下降が不十分で、おなかの中や鼠径部(足の付け根)に精巣が留まっている状態を、停留精巣といいます。また移動性精巣といって、精巣が陰嚢と鼠径部を行ったり来たりしている場合もあります。停留精巣は、適切な時期に手術が必要です。移動性精巣は経過観察が可能ですが、停留精巣と同様に手術が必要となる場合があります。お子様の精巣の位置、大きさ(左右差)などの心配事があれば受診してください。

包茎

多くの男の子は包茎といって、陰茎の先端まで包皮で被われた状態で出生してきます。陰茎の成長とともに、多くは思春期頃、自然に包皮がむけるので、治療は不要です。包皮に炎症をくりかえす場合、包皮が硬くなり成長してもむけない場合などは治療が必要です。